7日に行われたリーガエスパニョーラ第18節、レアル・マドリー対グラナダの一戦は、5-1でホームのマドリーが勝利を収めている。
マドリーは、定位置争いを繰り広げるベンゼマとイグアインを同時先発させた。また、ぺぺが負傷で欠場したもののに、負傷離脱していたS・ラモスが戦列に復帰し、ヴァランとともにセンターバックで先発している。
ホーム、サンチャゴ・ベルナベウの声援を受けるマドリーは、序盤からグラナダ陣地に押し込む展開で試合を進める。右サイドに位置したベンゼマに効果的なサイドチェンジが送られ、チャンスを作り出す。攻勢に出るマドリーは、19分に先制に成功する。
中央のエジルからC・ロナウドにパスが渡る。C。ロナウドはエリア内に走り込んだエジルにリターン。するとエジルは、そのボールをダイレクトですらし、そこに反応したベンゼマが左足で押し込んでネットを揺らした。
先制したマドリーだったが、直後に失点を喫してしまう。21分、ウチェに右サイドを崩されると、中央でフリーとなっていたミケル・リコにヘディングで叩かれ、同点に追いつかれてしまう。
マドリーは失点後、グラナダの勢いに押されてしまう。カウンターから何度かピンチを迎えるが、GKカシージャスの好守にも助けられて落ち着きを取り戻す。すると33分、エジルのCKをS・ラモスが混戦の中、頭で合わせてグラナダを突き放す1点を奪い、前半を2-1で折り返す。
後半に入ると、再びエンジンをかけたマドリーが猛攻を仕掛ける。46分、マルセロのパスをエリア内で受けたイグアインが、DFに防がれながらも狭いコースを見つけて得点する。その直後、エジルのフィードを受けたベンゼマが、素早い仕掛けでグラナダDFを揺さぶり、冷静にシュートを沈め試合を決定付ける4点目を決めてみせた。
マドリーのゴールショーとなった試合を締めたのは、C・ロナウドだった。88分、右サイドを駆け上がったL・ディアラからのパスを受けたカカーが、コントロールをミスしてしまう。そのこぼれ球にすかさず反応したC・ロナウドが右足を振り抜き、豪快にミドルシュートを突き刺した。マドリーは、5発快勝で首位をキープしている。
(Goal.com)
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