22日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、マンチェスター・シティ対ポルトの一戦は、4ー0でホームのシティが勝利した。この結果、2試合合計スコア6ー1で、シティのベスト16進出が決まっている。
敵地でのファーストレグに2ー1で先勝していたシティは、ホームで最高のスタートを切った。キックオフから約20秒で、先制点を奪う。デ・ヨングが敵陣で相手のパスをインターセプトすると、ヤヤ・トゥーレがすぐさまスルーパス。このパスを受けたアグエロがペナルティーエリア右からゴール左に流し込み、早くも先制に成功した。
出鼻をくじかれたポルトだが、最低でも2点を取らなければいけないという状況に変わりはなく、攻撃的なプレーを続ける。17分には、GKと1対1の決定機をつくったが、ハートの好守に阻まれた。
シティは29分、先制点と同じような形でビッグチャンスを迎える。シルバが高い位置でボールをカットすると、すぐに裏のスペースのアグエロにパスを通した。アグエロは飛び出してきたGKをかわすと、戻ってきたDFの頭上を狙ったループシュートを放つ。しかし、これはクロスバーに嫌われて、追加点にはならない。
後半はより攻撃意識を高めたポルトが大きなチャンスを何度かつくるも、ゴールを決めることができない。57分にはついにゴールネットを揺らしたものの、ゴール前でオフサイドがあったため、得点は認められなかった。ポルトは運にも恵まれない。63分には、味方DFマイコンの蹴りが顔面に入ってしまったオタメンディが、交代を余儀なくされた。
カウンターで試合を決定づけたいシティは、76分に待望の瞬間を迎えた。左サイドからアグエロがドリブルで中にスライドしていくと、ペナルティーエリア右へスルーパス。これが途中出場のゼコに通り、2ー0となった。
シティ2点目の後、ポルトはCBのロランドが審判に抗議をして2枚目のイエローカードを提示されて退場となると、ポルトの集中力は切れてしまった。84分にシルバ、86分にピサーロが追加点を奪い、シティが4ー0と大差をつけている。
決勝トーナメント2回戦に進んだシティは、レギア・ワルシャワ対スポルティング・リスボンの勝者と対戦することになる。
(Goal.com)
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