モウリーニョ:「クリスティアーノ・ロナウド? 私は1ゴールも祝わなかった」

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レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督が、ファンとの関係悪化が噂されるFWクリスティアーノ・ロナウドについて言及している。スペイン『アス』が伝えた。

ポルトガル人指揮官は9日に、コパ・デル・レイ5回戦セカンドレグ、敵地ラ・ロサレダでのマラガ戦の前日会見に出席。C・ロナウドが週末のグラナダ戦(5-1)で、自身のゴールを祝わなかったことについての質問に応じ、ファンとの関係悪化が理由ではないことを主張した。

「クリスティアーノは良い状態にある。私にとっては彼が決めたグラナダ戦の5ゴール目より、勝利に結びつくゴールの方が重要だ。グラナダ戦では、4ゴール目までを祝っている選手たちを見た。クリスティアーノが5ゴール目を祝わなかったのは、普通のことだ」

「選手がゴールを祝わなかったことで批判をするならば、私を批判すればいい。私は5ゴールのどれも祝いはしなかったし、ベンチから立つこともなかった。クリスティアーノが(ファンのブーイングに)怒りを感じていたと言うことはできるが、そうではない」

「(記者陣に向けて)君たちはクリスティアーノの劇的な物語を求めている。1試合1ゴールのペースで得点を量産している選手のね。しかし我々は我々の道を進ませてもらう」

モウリーニョ監督はまた、リーガのタイトルレースについてもコメント。バルセロナがエスパニョールと引き分けたことで、首位マドリーと2位バルセロナの勝ち点差は5に広がったが、タイトルを手中に収めたわけではないことを強調した。

「リーガのタイトルが近づいたとは見ていない。我々はレバンテに敗れ、ラシンと引き分けたことで、たった2日で勝ち点5を失った」

エスパニョール対バルセロナのダービーでは、DFラウール・ロドリゲスのハンドが話題に上っているが、そのことについて問われると、「自分が話すことではない。私の試合ではないんだ」と返答を嫌った。

一方で、現在のマドリーが守備に問題を抱えているとの指摘には、こう返している。

「マドリーを率いるまで、私のチームは1ゴールだけで勝利を収めていた。戦術的な強みを持って、最少得点で勝利してきたんだ。そのために私は結果至上主義と言われた。そして現在の私のチームには、ゴールデンシュー(欧州得点王)を獲得した選手(C・ロナウド)がおり、リーガ最多得点記録を更新する道を歩んでいる。だが今度は、ゴールを奪われすぎていると批判されるんだ」

「私はスペインで、ゴールこそがサッカーであるという意見を聞いた。そして我々はマラガ、グラナダ戦で合計8ゴールを決め、3ゴールを奪われた。2試合で11ゴールを記録したマドリーも、ファンは目撃したはずだ。これ以上何を求めるんだ? もちろん私は5-1よりも5-0で勝利することを望むが、チームは最高のプレーを見せている」

さらに、自身も監督賞の最終候補3名に選ばれているバロンドール授賞式についてもコメントした。

「授賞式に出席できないのは、私にとっては悲しみだ。世界最高の3人に選出されることは、大きな誇りだからね。だが、2011年の監督賞を手にすることは絶対にないだろう。2010年はインテルで3冠を達成したために受賞に値したが、昨年の成績では値しない。受賞のためにはチャンピオンズリーグか、3大リーグのうちの一つに勝たなければならない。私が制したのはコパだけだ」

「それでも、私は受賞者を祝福するために出席したかった。おそらく監督賞はグアルディオラが手にするだろう」

また、選手賞の最終候補に残っているC・ロナウドとバルセロナFWリオネル・メッシについては、「メッシもクリスティアーノも、保持しているバロンドールだけで終わる選手ではない。彼らは偉大な2チームでプレーしており、30歳には程遠い。もっと多くの個人タイトルを獲得するだろう」と述べた。

ファーストレグを3-2で制したコパのマラガ戦については、戦力を温存する考えがないことを強調した。

「昨季に優勝を果たしたことによって、コパはリーガほど重要な大会ではなくなかった。しかし、タイトル防衛を試みるよ。明日の試合が疲労を溜めるようなものであれば、チームの全ポテンシャルを引き出すことはない。しかし、我々にはバケーション後にプレーが必要な選手たちがいる」

「マラガは0-1か1-2で逆転が可能だ。よって、私がローテーションを採用することはない。でき得る限り、最高のチームを用意するつもりだ。勝利を目指すためにね。ドローを狙って戦うのは、リスクがありすぎる」

Goal.com

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