インテルは17日のボローニャ戦で0-3と完敗を喫した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は18日、クラブが暫定的に、ルイス・フィーゴ氏とアシスタントコーチのジュゼッペ・バレージ氏による二頭体制を築く可能性もあると報じている。
リーグ戦5試合で1分け4敗、コッパ・イタリアを含めれば公式戦6試合で勝ち星がないインテル。『ガゼッタ』は2010年の3冠を達成したチームが崩壊したと主張し、22日に行われるマルセイユとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグが、クラウディオ・ラニエリ監督にとって進退を懸けた一戦になると伝えた。
インテルのサポーターはボローニャ戦でのふがいないチームに怒りをあらわにしており、「恥を知れ!」「ジョゼ・モウリーニョ!」と、かつてのカリスマ指揮官の復帰を求めた。『ガゼッタ』は、マルセイユ戦の前にインテルが改革に動く可能性もあるとし、フィーゴ氏とバレージ氏にチームを任せるかもしれないと報じている。
この日の採点では、チーム全体に「4」点を付けて酷評。DF長友佑都は「5.5」点と、チーム内2番目の採点だった。寸評では「ほかの選手より走ったが、何のためだろう? 誰も見つけられないことが多く、(ディエゴ・)フォルランを見つけたと思えば、シュートがもろかった」と、長友の運動量を評価。だが、失点場面での責任も指摘している。
なお、インテルのベストプレーヤーは唯一の「6」点だった途中出場のMFアンドレア・ポーリ。長友と同じ「5.5」点だったGKジュリオ・セーザルの3選手を除くメンバーは、全員が「5」点以下だった。致命的な2失点のきっかけとなったDFルシオとDFアンドレア・ラノッキアは、それぞれ「4」点と厳しく評価されている。
(Goal.com)
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