エウゼビオ氏、70歳の誕生日に「誇り」

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エウゼビオ氏が25日に70歳の誕生日を迎えた。「この年齢に達したことを誇りに思う」と語った元SLベンフィカの英雄は、古巣が今季のタイトルを獲得すれば「私にとって最高のプレゼントになる」と述べた。

SLベンフィカやポルトガル代表のFWとして活躍し、歴代最高のサッカー選手の1人にも挙げられるエウゼビオ氏が、25日に70歳の誕生日を迎えた。

モザンビーク生まれの同氏は19歳でポルトガルに渡り、当初加入が噂されていたスポルティング・リスボンではなく宿敵のベンフィカと契約。在籍1年目のシーズン終盤には、アムステルダムでレアル・マドリーCFと対戦した1962年欧州チャンピオンズカップ決勝で凄まじい2得点を挙げ、イーグルズ(ベンフィカの愛称)に5-3の勝利と栄冠をもたらした。

驚異的なスピードと得点力で対戦相手を震え上がらせた“黒豹”は、ベンフィカの一員として4度の欧州チャンピオンズカップ決勝を経験。その最後となった1968年の決勝では、ウェンブリー・スタジアムで延長戦の末にマンチェスター・ユナイテッドFCに屈している。また、計15シーズン在籍したベンフィカでは11回のリーグ優勝に加え、5度の国内カップ制覇に貢献。1965年には欧州年間最優秀選手に選ばれており、ポルトガルが3位となった1966年FIFAワールドカップでは9ゴールで大会得点王に輝いた。同代表では通算64試合で41得点を記録している。

昨年は肺炎を患い、入院生活を余儀なくされたエウゼビオ氏だが、エスタジオ・ダ・ルスのレストラン、カテドラル・ダ・セルベージャ(ビール大聖堂の意)で開かれたパーティーにはベンフィカ時代のチームメート全員を招待した。

キャリアの晩年を北米で過ごし、1978年に現役を退いたエウゼビオ氏は、「70歳まで生きられるとは思いもしなかったが、ここにいられることを神に感謝したい。あと何年も健康で過ごせたらいいね」と語った。「今はいたって健康だよ。2週間前にいくつか検査を受けたところ、たまにワインを1杯飲む程度なら問題ないそうだ。飲み過ぎない限りはね。うれしいよ」

エウゼビオ氏は2010年2月、UEFAヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦のベンフィカ対ヘルタBSCベルリン戦のキックオフに先立ち、UEFA会長賞をミシェル・プラティニ会長から贈られた。この賞について、エウゼビオ氏はこのように語っている。「とても感動した。私は口数の少ない人間だが、この賞をもらえて誇りに思う」

その日、ベンフィカは4-0で快勝した。70歳になったエウゼビオ氏は、今季のポルトガル・リーガで2位のFCポルトに勝ち点2差をつけて首位に立ち、昨年4月10日から同リーグで無敗を保っている現在のチームに大きな期待を寄せている。「ベンフィカが今年の王座を手にすることを願っているよ。この年齢に達したことを誇りに思うし、それ(ベンフィカの優勝)が実現すれば私にとって最高のプレゼントになる」

UEFA.com


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