2014年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝の開催地が、リスボンのエスタジオ・ド・SLベンフィカに決まった。ポルトガルの首都で欧州最強クラブを争う大一番が行われるのは、1967年以来2度目となる。
イスタンブールで開かれたUEFA理事会により、2014年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝はリスボンのエスタジオ・ド・SLベンフィカで行われることが決まった。
エスタジオ・ダ・ルス(光のスタジアム)としても知られるSLベンフィカの本拠地は、UEFA EURO 2004開催に合わせて2003年に建て直され、決勝を含む数試合で使用されたスタジアムだ。同じ敷地に建てられていた旧エスタジオ・ダ・ルス(1954年完成)では、1992年に欧州カップウィナーズカップ決勝(SVベルダー・ブレーメンがASモナコFCに2-0で勝利)が行われている。
欧州最強クラブを争う大一番がポルトガルの首都で行われるのは、“リスボンのライオン”と呼ばれたセルティックFCがエスタジオ・ナシオナウでFCインテル・ミラノに2-1と競り勝った1967年の決勝以来2度目となる。一方、ベンフィカの宿敵スポルティング・リスボンがホームとして使用するエスタジオ・ジョゼ・アウバラージでは、2004-05シーズンにUEFAカップ決勝(スポルティングがPFC CSKAモスクワに1-3で敗北)が行われている。
地元開催となる2014年の決勝進出を目指すベンフィカは、欧州の舞台で数々の実績を残している名門だ。1904年の創設以来、ポルトガル・リーガ(32回)とポルトガル・カップ(24回)で最多優勝回数を誇る同クラブは、1960-61、1961-62シーズンに欧州チャンピオンズカップ連覇を達成。準優勝も実に5回を数える(UCLを含む)。
(UEFA.com)
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