ベシクタシュJKが、29分にエウデル・バルボサを退場で失ったSCブラガに2-0で先勝し、UEFAヨーロッパリーグ・ベスト16進出に大きく前進した。
アウェーのベシクタシュは数的優位に立つと、前半のうちにトマーシュ・シボクのヘディングで先制。60分の手前でもシモンが追加点を決めた。それでも、このところ好調を維持していたホームチームは諦めなかったが、最後までゴールは奪えず、試合終了時に喜んでいたブラガのファンはポルトガル人の敵将カルロス・カルバリャウ監督だけだった。敵地で2-0の勝利を収めたベシクタシュは、23日の第2戦を前に大きなリードを奪った。
振り返ってみれば、29分にシミュレーションで2度目の警告を受けたエウエル・ボルバサの退場が試合を大きく左右した。ブラガは公式戦9連勝中ながら、これで守備的に戦わざるを得なくなった。そして、一瞬のマークの緩みから先制点を許してしまう。決めたのはマヌエル・フェルナンデスのCKに合わせたシボクだった。
苦悩するブラガのレオナルド・ジャルディム監督とは対照的に、この日の舞台、ブラガ市立競技場の近くに自宅を持つカルバリャウ監督は願ってもない展開を喜んだ。序盤こそホームチームに攻め込まれていたものの、リカルド・クアレスマの巧みなドリブルで流れを引き寄せたアウェーチームは、ウーゴ・ビアナのFKがベシクタシュのゴールのクロスバーをかすめた1分後のエウデル・バルボサの退場により、完全に主導権を握った。
58分にはベシクタシュから先発した3人のポルトガル人選手のうちの2人が連携し、チームに追加点をもたらす。マヌエル・フェルナンデスの絶妙なスルーパスに抜け出したシモンが、突進してきたGKキムを破るフィニッシュを決めた。1点でも返しておきたかったブラガだが、アランが終盤に放ったシュートも決まらず、昨季の準優勝チームは敵地イスタンブールでの逆転に賭けることになった。
ゴール;
[0-1] シボク 37′
[0-2] シモン・サブロサ 58′
Braga 0-2 Besiktas highlights footyroom.com 投稿者 Futbol2101
(ポルトガル代表サッカーのすすめ)
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