ジョゼ・モウリーニョ率いるレアル・マドリードは、バルセロナに7差をつけて首位を走っている。しかし、“スペシャル・ワン”の将来は不確かなままだ。かつてチェルシーを率いた男は、イングランドへ帰還するかもしれない。『スカイスポーツ』が報じている。
モウリーニョはクラブとスペインメディアの変化の早さに不満を示しているとのこと。また、彼の哲学を全ての選手が支持していないという懸念もある。
しかし一方で、バルセロナに負け越しているのも事実。先月、レアル・マドリードの会長であるフロレンティーノ・ペレス氏は、モウリーニョとサインしたことが自身にとってベストな決断だったと発言。モウリーニョこそバルサを脅かす男だと強く主張していた。しかし49歳のポルトガル人監督は、先週一部サポーターからブーイングを受けるなど、構築してきた地位が揺らぎはじめている。
まず“復帰先”として挙げられているのは古巣であるチェルシー。モウリーニョはチェルシー時代、2度のリーグ制覇とFAカップ優勝という偉業を成し遂げており、思い入れのあるクラブであることは間違いない。
あるいは、仮にハリー・レドナップがユーロ2012後にイングランド代表監督になった場合、モウリーニョがその後継者としてトッテナムに行くのではとの見方もある。その他にもアーセナル、マンチェスター・C、マンチェスター・Uが候補として挙げられている。
モウリーニョは以前からイングランドへ復帰する意志があることを明確に発言。事あるごとにフットボールの母国へ戻るのではと噂されているが、レアルでの地位が揺らいでいる現状だけに、憶測は加速している。
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