終盤に決まったセルヒオ・アグエロの決勝点により、マンチェスター・シティーFCが敵地でFCポルトに2-1と逆転勝利を収め、昨季王者のUEFAヨーロッパリーグへの復帰戦に水を差すと同時に、早くもベスト16を射程内に入れた。
昨季のUELを制したポルトは、滑らかなパス回しでシティーを翻弄すると、27分にシルベストレ・バレラのゴールで27分に先制。しかしロベルト・マンチーニ監督率いるアウェーチームも相手ゴールを襲い始め、後半に入ってアルバロ・ペレイラのオウンゴールで追いつくと、残り5分にアグエロが至近距離から勝ち越しゴールを奪った。
試合は立ち上がりから互角の戦いとなったが、最初に仕掛けたのはホームのポルト。前半15分、CKからのボールにロランドが頭で合わせたが、ガエル・クリシにクロスバーの上へとそらされた。これで目が覚めたシティーもすぐに反撃。サミル・ナスリのFKをマリオ・バロテッリがコースを変えて狙ったがGKエウトンにはじき出され、ミカ・リチャーズとナスリのシュートも左に飛んだポルトの守護神に阻止された。
だがアウェーのシティーは、ようやくその存在感を発揮し始めたところでリードを奪われてしまう。左サイドを駆け上がったフッキが低く鋭いクロスを送ると、クリシより先に触ったバレラがこれをネットへと突き刺した。その後、バロテッリがハーフボレーで狙うも、エウトンがゴールを死守。一方フッキのシュートも狙いを外れ、前半は1-0で終了する。
後半に入るとシティーが気持ちも新たにテンポを上げる。そしてリチャーズの一撃がポストを直撃したのち、ヤヤ・トゥーレがゴール前にボールを入れると、バロテッリに詰め寄られたアルバロ・ペレイラがこれを自陣ネットに入れてしまい、シティーが同点に追いつく。
すると、シティーのGKジョー・ハートも活躍し、セットプレーからフッキの弓なりのボールをはじき出した。そして最後は、ヤヤ・トゥーレの左サイドからのパスをアグエロが決め、アウェーのシティーが23日の第2戦を前に優位に立った。
ゴール;
[0-1] シルベストレ・ヴァレラ 27′
[1-1] アルバロ・ペレイラ(o.g.) 55′
[1-2] アグエロ 85′
porto 1-2 manchester city highlights footyroom.com 投稿者 Futbol2101
(UEFA.com)
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