イギリス『メール・オン・サンデー』によると、アンドレ・ビラス=ボアス監督の解任が目前になっているという。火曜日に行われるバーミンガムとのFAカップ5回戦再試合の前に、ラファエル・ベニテス氏が後を引き継ぐと伝えられている。
結果を出せず、解任の可能性が取りざたされるビラス=ボアス監督へのプレッシャーは、3日に行われたウェスト・ブロムウィッチ(WBA)戦でも0-1の敗戦を喫した後、さらに強くなっている。チェルシーは、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグのナポリ戦で、2ゴールのビハインドを逆転できず敗退が決定した場合、解任に踏み切るつもりだったようだ。しかしWBAに敗れたことで、予定が少し早まったという。
オーナーのロマン・アブラモビッチ氏は、すでにベニテス氏と接触している。ベニテス氏は、18カ月の契約を求めているものの、チェルシーが提示しているのは今シーズンいっぱいというオファーだった。これはアブラモビッチ氏が、シーズン後にバルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督の招へいを狙っているためだという。ただ、バルセロナとの契約延長をまだ決断していないとは言え、グアルディオラ監督の招へいは厳しいと言われている。
バーミンガム戦のチェルシーベンチに、ビラス=ボアス監督の姿はあるだろうか。
(Goal.com)
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