チェルシーは28日、FAカップ4回戦でQPRと対戦し、敵地で1-0の勝利を飾った。アンドレ・ビラス=ボアス監督は、DFジョン・テリーの活躍を称えている。
テリーにとって、QPRは精神的に難しい試合だっただろう。10月のQPR戦で、同選手は相手DFアントン・ファーディナンドに人種差別的な発言をした疑いがあり、大きな騒動となった。それでもテリーは、見事なパフォーマンスでチェルシーの守備を引き締めている。
ビラス=ボアス監督の試合後のコメントを、イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
「守備で見事なプレーをしたね。アストン・ヴィラ戦の後で、1月の我々の守備はとても組織されている。個々では、ジョンのパフォーマンスが際立っていた。場外の話題を忘れて、しっかり集中していたね」
イングランドサッカー協会(FA)は、この試合で試合前の握手を行わないことを決めた。この決定について、指揮官は適切な対応だったと考えている。
「試合の45分前に、この決定を聞いたよ。観衆に影響する可能性もあることだから、それは賢い判断だったと思う。クラブとFAの判断は賢明だった。問題を事前に避けるための手段だったね」
QPR戦を無失点に抑えたチェルシーは、これで公式戦4戦連続のシャットアウトだ。
(Goal.com)
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