チェルシーのアンドレ・ビラス=ボアス監督は、自身のクラブでの将来をオーナーのロマン・アブラモビッチ氏の手に委ねている。同監督は、自らスタンフォード・ブリッジを離れることはないと断言した。
苦しい戦いを強いられているチェルシーでは、ビラス=ボアス監督に重圧がかかっており、次の試合に敗れれば解任とも噂されている。
2冠を達成したカルロ・アンチェロッティ監督を翌シーズン後に解任するなど、アブラモビッチ氏は忍耐力のあるオーナーとは言えないが、ビラス=ボアス監督は2日に行われた記者会見で、「決して辞任しないし、絶対に諦めない」と、断言した。
「(解任を避けることができるかと問われ)それはオーナーに聞かなければいけない。答えられるのは彼だけだ」
ビラス=ボアス監督はまた、自身のプラン通りに進んでいないことを理解しており、「標準以下のパフォーマンスだった。このクラブでは、どんなタイトルでも逃すことは許されない。だからその責任を取らなければいけない。しかし、まだ残りのシーズンで改善できる」と、今後の巻き返しを誓っている。
チェルシーは、3日にプレミアリーグ第27節でウェスト・ブロムウィッチと対戦する。前節ボルトンに3-0の勝利を収めた勢いを、この試合にも持ち込めるだろうか。
(Goal.com)
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