9日に行われたEURO2012グループB初戦、ポルトガルは優勝候補のドイツと対戦し、0対1で敗れた。
ポルトガルは、出場が危ぶまれたナニがスタメンに名を連ね、ベストの布陣で重要な一戦に臨んだ。
守備に課題を抱えていたポルトガルは、守備的に振舞い、ドイツの攻撃を凌ぎながらチャンスを伺う展開。
耐え凌いでいたポルトガルは、前半終了間際にこの試合最初の絶好機を迎える。
コーナーキックのこぼれ球にペペが反応。
右足で狙いすましたシュートを放つが、これはクロスバーに弾かれる。
バーを叩いたボールは真下に落ちたが、ラインを完全には割らず、得点には至らなかった。
後半に入っても、ドイツの攻勢は続くが、どうしてもゴールを割ることはできない。
一方のポルトガルは、64分にクリスティアーノ・ロナウドがジョアン・モウティーニョのスルーパスを受けると、シュートに持ち込もうとしたが、戻ってきたボアテングに阻まれた。
試合が動いたのは72分。
ケディラが右からクロスを入れると、ジョアン・モウティーニョに当たってコースが変わり、うまくペペのマークを外したゴメスが頭で合わせる。
ボールはルイ・パトリシオの逆を突いてネットを揺らされ、ついにポルトガルは失点した。
ゴールが必要となったポルトガルは、猛攻をしかけ、88分には、ヴァレラが決定的なチャンスを迎えたが、シュートはノイアーに阻まれ、同点に追いつくことはできなかった。
結局、そのまま試合は終了し、ポルトガルは黒星スタートとなった。
次節、ポルトガルは、オランダを沈めたデンマークと対戦する。
(ポルトガル代表サッカーのすすめ)
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