レアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、母国のテレビ局TV1のインタビューに応じ、自身の現況と将来について語った。
C・ロナウドはまず、レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督が世界最高の監督であるとの見解を示した。
「偉大な監督と呼ばれる人間は複数の国のリーグで成功を手に入れなければならないが、モリーニョ監督はそれを成し遂げている。世界最高の監督と称されながらも、異なるリーグで成功を収めていない監督は数多くいる。選手たちに関しても同じことが言える」
C・ロナウドはまた、自身がモウリーニョ監督と良好な関係を維持していることも明かした。
「モリーニョ監督とはとてもいい関係にある。モウリーニョ監督の下でプレーする前から、僕は必ず監督とうまくいくと思っていた。なぜなら、モウリーニョ監督と僕の考え方は基本的に同じだからだ」
各国のメディアはここ数日、今季終了後にモウリーニョ監督とC・ロナウドがリーガ・エスパニョーラを去る可能性を指摘しているが、C・ロナウドは自身の残留願望を明言した。
「僕はレアル・マドリーでプレーし続けたいし、誰かの後を追うようなまねはしたくない。僕は友情ではなく、自分の意思でチームを選ぶつもりだ」
また、今季レアル・マドリーでの3シーズン目を迎えるC・ロナウドは、リーガ・エスパニョーラでのキャリアをポジティブに受け止めると同時に、将来に向けた野望を語った。
「僕はここで素晴らしいプレーをして、最高の形でシーズンを締めくくりたい。これからもレアル・マドリーでプレーし続けたいと思っている。クラブとの契約はまだ3年残っているが、今後クラブが僕にどこまで期待を寄せてくれるかは、この先明らかになるだろう」
C・ロナウドは一方で、2003年から09年まで所属したマンチェスター・ユナイテッド時代の恩師アレックス・ファーガソン監督に対する感謝を語った。
「ファーガソン監督は僕が18歳にしてプレッシャーに耐えられるよう、サッカー選手としてのチャンスを与えてくれた。そして彼は僕に、教育、メンタリティーをたたき込んでくれた。僕はファーガソン監督には心から感謝している」
(スポーツナビ)
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