チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦CSKAモスクワ対レアル・マドリーのファーストレグの試合は、1-1の引き分けに終わった。記者会見においてマドリーのジョゼ・モウリーニョ監督は、試合を以下のように振り返っている。
「ゴール前でクリスティアーノ(・ロナウド)に対するファウルがあったが見落とされた。あれが取られていたら楽な展開になっていただろう。少しイライラする試合だった」
監督にとってはフラストレーションの溜まる試合となったようだが、「1-1は悲しい結果ではない。この結果はデザートのように甘いものではないが、もちろん悲観すべきものでもないだろう。昨年の予選でリヨンに引き分けたが、結局は予選を突破している。我々はホームで勝つことができる」と次戦の勝利に自信を見せている。
「トーナメント戦では2戦目が重要となってくるし、それは1戦目とはまた違ったものとなるだろう。今回は相手は引き分け狙いできていたけど、最終的に(マドリーが先制して)全力を出してゴールを狙い続けてきた」と、ゴールを奪ったことでモスクワのプランが変わったこと、このアウェーゴールがセカンドレグに大きな影響を及ぼすことを示唆している。
選手の起用法にも触れたモウリーニョ監督は、「私は(ラウール・)アルビオルを最良のオプションだと見ていた。なぜならば相手には2メートル近い選手がいたからね。彼のパフォーマンスは良く、私を満足させてくれた」と口にしている。
(ISM)
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