レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督が、イギリス『BBC』での発言を釈明した。
ポルトガル人指揮官は『BBC』とのインタビューで、「私の情熱はイングランドにある。次の一歩は、あそこに戻ることになるだろうね」と発言していた。
スペイン『マルカ』がモウリーニョ監督の後任にドイツ代表指揮官のヨアヒム・レーブ監督の名を挙げるなど、大きな波紋を呼んだこの発言。モウリーニョ監督はクラブの公式HPで、その真意を次のように説明している。
「あのインタビューは五輪についての番組で行われたもので、時間は25分…、いや、30~35分間だった。最後にセバスティアン(『BBC』のインタビュアー)と冗談を言い合いながらインタビューを終え、彼は私にいつイングランドに戻るのかを聞いてきた。私の答えは普段と同じで、世界最高のクラブであるマドリーにいられることをうれしく思うというものだった」
「私がイングランドで素晴らしい時間を過ごしたことは、皆が知っている。そして自分の指揮官としてのキャリアにおいて、あそこに戻るのが、とても自然であることもね。私のキャリアが、あと20年以上は続くことを願っている。そして今後数年の間に、違うチームを探す必要が生じるのは当たり前のことだ」
モウリーニョ監督は、マドリーで指揮を執り続ける意思があることを強調している。
「現段階でイングランドに戻ることを考えてはいない。私はレアル・マドリーにいるんだ。そのインタビューが、私が退団のための準備をしているなどの話にすり替わってしまったことを、とても悲しく思う。まったく見当外れな推論、解釈を人々に強いるようなものになってしまったことをね」
『BBC』に対して、「この2年で、私のためにクラブを紹介してくれ。良いクラブをね」と発言したことにもついて言及した。
「私は英語で『カップル・オブ・イヤーズ』と言った。それは2年を明確に指しているわけではなく、3年、4年、20年の可能性もある。自分を見知っている人々は、最高の成果を挙げられるこのマドリーから、私が簡単に去ることはないと分かっている。チームの最高の時期は、これからやって来るんだ」
「私は自分が望む場所にいるし、ここで続けていきたい。あと何年残るかを言うのは不可能だ。だが、クラブの会長は私の意思を知っている。彼とともに仕事をすることを歓迎しているうちは、何年の契約を結んでいるかなど関係ない。私はここで仕事をできること、レアル・マドリーの監督であることを誇りに思っている。退団を考えてはいないし、望んでもいない」
(Goal.com)
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